先週末はウェールズでラリーGB、十勝ではAPRC、そしてイタリア選手権第5戦ラリー・サンマルティーノが開催されていました。
このラリーで信じられないアクシデントが起こっています。優勝目前だったシュコダ・イタリアのウンベルト・スキャンドラ(元アバルト・ワークス)が、何者かがバラまいた釘によってパンク。リタイアに追いこまれてしまったと。
路面に撒かれたマキビシ(釘)って、チキチキマシン猛レースかよっ......って話ですが、これ本当に起こった出来事なんですよね。
昔からイタリア選手権は、世界一激しい国内選手権と言われています。それはコンペティションレベルが高いという意味と同時に、勝つためには何でもありのトンデモな選手権という意味もあったりします。
それこそレギュレーション違反なんて朝飯前。イタリア選手権を走っているグループNはWRカー級よりも速いなんて噂もありましたからね。そういえば、今MINIワークスを担当している某チームのランサーエボリューションがPWRCに出ていた当時、何度もFIAから刺されていましたっけ。
今回の釘事件に関しては、シュコダ・イタリアも正式に調査を依頼したようですし、スキャンドラの泣き寝入りということはなさそう。ライバルチームがバラまいたなんて事ではないと、祈っておりますが......。
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