WRC最終戦のカタルニアの表彰式の動画を見ていたら、いつも以上にミシュランのビバンダムがウロウロしていました。セレモニーが始まると、ビブは何やらプラカードを持ってアピールを開始。そこに書いてあったのは、燦然と輝く『WRC通算250勝』の文字であります。

　自身、シーズンフル参戦最後のイベントを勝っただけでなく、WRCトップに押し上げてくれたミシュランに250勝目をプレゼント（うち76勝をセブが記録！）ですよ。しみじみセバスチャン・ローブというドライバーは、"持っている"人ですよねぇ......。

　思えばセブがペター・ソルベルグやマーカス・グロンホルムに対して、決定的にアドバンテージを握ったのは、2005年WRC前半戦で猛威を奮ったミシュランのグラベルタイヤ『BTO』あってこそ。シトロエンとの蜜月ばかりが語られるセブではあるけれど、実はミシュラン以外でWRCに出たことがないんですよね。

　ところで写真のビブ。日本のサーキットで見かけるビブ（日本名ミシュランマン）より、可愛くないような......。目が怖いよぅ。

（追記）
　2008〜2010のピレリ・ワンメイク時代をすっかり失念しておりましたよ。ピレリの皆様、F1に行ってしまったからと言って、ズボッと忘れるとは失礼しました！

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