イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

あれから7年。

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 アンドレアス・ミケルセンが、どうやらフォルクスワーゲンの3番目に決まりそうな気配ですね。現状、WRカーでの経験ではフォードの3人(ノビタナマッズ)やティエリー・ヌービルに水を開けられているものの、S2000での安定した成績で、フォルクスワーゲンの心をガッチリ掴んだ様子。

 2006年のラリーGB、17歳でWRCデビューを飾ってから7年。ようやくワークスシートが手に届く所に来た訳ですよ。当時はラトバラに続くフォードの期待の星として、注目も凄かったし、マーカス・グロンホルムも目をかけてので、あっという間にスターになると思っていたんですけれどね。

 そこからが長かったなぁ......。結果的にシュコダUKでIRCに挑戦したことが吉だったんでしょうね。同世代のヌービルやシュコダ・ワークスのふたり(コペツキ&ハンニネン)に勝ったことで、一度失った評価を完全に取り戻しましたから(2009年頃はその他大勢になっていた)。

 17歳のピヨピヨしていた若造(当時からルックスは郡を抜いていたけど)も、来年は24歳。ある意味、ワークスデビューとしては丁度いい年齢になっています。フォルクスワーゲンには、セバスチャン・オジエとヤリ-マティ・ラトバラという最高の目標もある。来季、ミケルセンがポロR WRCのステアリングを握れたら、相当面白い存在になりそうです。


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