イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

散々走っても、まだ半周。

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 昨日、取材の終わりに某ベテラン・フォトグラファーのM氏と飲みまして。M氏は、僕がWRC取材を始める前、某ロータリーメーカーの仕事でラリーを取材されていた方です。そんな訳で、自然と話はラリー方面になって......(当然か(^^;))。

 その中で、M氏が懐かしそうに話していたのが、WRC取材中の移動距離。モンテカルロ、サンレモ、フィランド、そしてツール・ド・コルス。

 僕が行くようになった頃のコルシカは、アジャクシオ周辺のラリーになってしまって、すっかりコンパクトなイベントでしたが(ステージ数が12なんて事もあったからね)、M氏が行かれていたのは島を1周していた時代。撮影のための移動で1000km以上はザラに走っていたそうな。ちなみにほとんどの皆さんがコルシカをイメージする断崖絶壁ステージは、この時代のものです。

 そんなコルシカもWRCのステータスを失って、今やIRCになろうかとしていると。「WRCが失ったものを取り戻すんだ!」とグローバルプロモーター様が鼻息荒く宣言するならば、やっぱりクラシックイベントはなんとか生き残るように努力すべきだよな。懐かしそうにコルシカの思い出を話すM氏の笑顔を見ていて、しみじみそう思いました。

 砂漠にフィンランドのステージを再現するなんて、アホみたいな事を言ってるラリーをWRCに加えるなんて事じゃなしにね。しかも、まだ開催実績すらないのにさ(お金が大事な事は僕だってよ〜く分かっておりますよ(^^;))。

『ネコスケっていましたよね』というメールを頂きましたが、正しくは『ネコノスケ』です。元気にしてるんでしょうかね〜、ヤツは(^^;)。ちなみに、僕がギャラリーステージ2代目担当、ネコノスケは3代目だったりします(その後5代目出戻りイヌスケへ(^^;))。


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