そうか、セバスチャン・ローブはWRC8連覇を目指すのか......(^^;)。改めて数字のデカサにビビってしまいますね。

　昨晩シトロエンがセブの契約継続と、セバスチャン・オジエの3年契約を発表しました。ダニエル・ソルドに関しては、一応言及はあるものの待遇は不明のまま（どうなるかな〜）。

　一番の注目はローブとオジエの待遇でしょうか。これまでのシトロエンは、絶対的にローブのチーム。チームの目標はローブのドライバーズ・タイトルと、マニュファクチャラーズ・タイトルだと、明言していました。つまりセカンド待遇のソルドにチャンスはナッシングだった訳です（ま、実力でローブに勝てたかはさておき）。

　オジエは自分の待遇を上げるために、自らフォードと交渉をちらつかせる程のギラギラ野郎(^^;)。昨今ではかなり異例の3年契約を勝ち取ったところを見ても、相当な強者です。つまり、来年勝てるチャンスがないのに、シトロエンと契約するとは到底思えないんですよね。

　まぁ、6度のタイトルホルダーと、たかだか1勝しただけのペーペーが同じ立場ってのも、アレな話ではありますが(^^;)。

　セブのコメントからは、『モチベーションもフル充填だぜ』とか、『オレは11年もシトロエンにいるんだぜ』とか、早くもオジエに対する牽制が見え隠れします。当然ですが『オジエをチームメイトにできて心強い』なんていう、ソルド時代に見られた良い子ちゃん発言は一切ありません（オジエは一応発言アリ(^^;)）。

　シトロエン・トタルが決まったことで、次の注目はソルド、ライコネン、ペターあたりの動きでしょうかね。そして、マスー6年目のフル参戦（！）が実現するのか、こちらも見逃せません。

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