イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

ラリー村から日本の友人へ。その6

3月11日、イギリス時間の朝にこのニュースを最初に聞いた時、まず感じたのは大きな衝撃だった。

私はすぐにラリーの世界で働く多くの日本人の友人たちのことを思い、安否を確認するために電話をかけたり、メッセージを送ったりした。

時間が経つにつれ、入ってくるニュースは悪化していった。まずは地震と津波による 被害、そして福島第一原発における信じられないような光景......。

過去一週間、私は日本の状況を刻一刻伝えてくれるBBCのウェブサイトを常にラップトップでモニタしている。

私はサファリ・ラリーで優勝した1985年に初めてユハ・カンクネンと一緒に日本を訪れた。そしてそれ以降、私は日本を続けている。

ファンがこれほどまでに熱心で、礼儀正しい国は他にないし、ラリーの世界にいるというだけで 私たちをファンの皆さんが、とても特別な気分にさせてくれる。

その後、アルペンラリーの競技長、 そしてラリー・ジャパンのFIAオブザーバーとして日本を訪れているし、若いドライバー、三橋純さんと池町佳生さんと一緒に日産のダカールチームにも関わった。

日本のラリーコミュニティのことを思い続けている。どれだけ大変かを思うと心が痛むが、同時にとても無力であることを痛感している。しかし、世界中で多くの人が皆のことを思い続けていることを忘れないでほしい。そして、近い将来、笑顔で再び会いたいと思っている。

フレッド・ギャラハー(コドライバー/ラリーGB競技長)

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日本の友人の皆さんへ

日本から遠い国にいて日本からのニュースを見ているのはとても複雑な気持ちです。すべてがこんなに遠いのに、ものすごく身近に感じています。

映像はとてもショッキングなものです。その渦中にいるのがどのような気持ちか、想像すらつきません。FACEBOOKなどでの情報のアップデートをフォローしていますが、このような状況で皆さんがどのように対処しているかということに感動しています。

日本の友人たちが全員無事であることは確認できました。心から祈っています!

心を強くもっていてください!そして未来に向かって前進してください!

トナ・ネスハイム・トナルッド(PSWRT PR)


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