あんなに「今は勉強。勝負は来年」って繰り返していたのに、Day2はマシントラブルでリタイアしてしまったエフゲニー・ノビコフ。さらに、再出走で挑んだ本日もマシントラブルが再発してしまいました。
ノビといえば、2009年フィンランドの黄色いシトロエンC4WRCでの壮絶なジャンプが代名詞なんですが、本人にとってはアレが苦い思い出なんだって。
『あれは思い出したくないよ。あの時はコドライバーと合わなくて、あんなことになっちゃったんだ。今組んでいるドニ(・ジロウデ)は本当に経験豊富だし、僕をきちんとコントロールしてくれる。今回は初めてのステージが多いしペースノートをしっかり作るために走っているよ。来年アタックするためにね』
その言葉通り、追い上げられても焦ることなく、着実にステージをクリアしていたのに、返す返すも燃料系のトラブル(他諸々)が残念です。
ご覧の通りプクプクはしていましたが(激ヤセしたドニが横にいるとさらに大きく見える(^^;))、話して見るとこれまでと変らない素朴な雰囲気を醸し出していたノビ(相変わらず元AS O澤に激似)。とりあえず次戦のドイツは欠場しますが、オーストラリアの参戦も決まって、シーズン残り4戦でフィエスタRS WRCをドライブするとのこと。
彼はデビュー当時から注目している存在だけに、いつ花開くのが楽しみなドライバーです。それにしても、今年のフィンランドにはロシア人ファンが多いな〜。
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