やっぱり大変だったのねんと、シミジミ思った、ダニエル・ソルドの以下のコメント。
「ようやくセバスチャン・ローブの影から抜け出せた」
2006年のシーズン途中から4シーズン半、常にセカンドドライバーとして王者ローブをサポートし続けたソルド。不平不満を言う出なく、例え地元ラリーだとしても、オーダーが出されれば大人しくスローダウン。ローブ自身が、「ダニの時代は良かった......」なんて遠い目をするのも、よくよく理解できる献身っぷりでありました。
ま、ソルドだって世界中のラリードライバーから選ばれたトップ中のトップドライバーな訳で、「勝ちたい!」と思わない訳がありません。それでも、シトロエン時代の彼は、限界までアタックする事を許されていませんでした。たとえローブがリタイアしたとしても、ソルドにほとんど優勝のチャンスがないグラベルラリーばかり。挙げ句の果ては、おフランス出身の若手の台頭でアッサリとチーム放出。
MINIにはクリス・ミークが先に加入したものの、待遇差は一切ナシ。現時点で彼に足かせはありません。いつでも自分の全開のパフォーマンスを見せることができる。そりゃ、「すごく楽しかったし、最高の表彰台になった」とも言うよな。いや、本当に報われて欲しいドライバーです。
それにしても、MINIジョンクーパーワースWRCが、だんだんカッコ良く見ててきたのは、これいかに。
>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト
>>スマートフォン版はブラウザに『http://rallyx.net』と入力!