イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

20年前のこの場所。

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 本日もエストニアからです。

 せっかくここまで来たのだからと、少し足を伸ばしたのはエストニアのカリフォルニアと呼ばれる(誰からだ(^^;))パルヌ。タリンからは南に200kmくらい行った所にあります。バルト海に面した湾一帯のビーチは果てしなく遠浅で、波もほとんどありません。フィンランドからほど近いとあって、フィンランド人達がゴロゴロとビーチで寝そべっています。

 写真だと水の色が江ノ島のようですが(^^;)、砂浜が粘土質なためで(美白効果ありだそうな)、水は透明でなかなか素敵なビーチです。まぁ、カリフォルニアというよりは、九十九里浜と言った方がしっくりくるけどね(^^;)。

 ビーチでぼんやり過ごした後、立ち寄った街の骨董品店で、ソ連時代の勲章を発見! しかもたった5ユーロです。店の主人によると、共産党勤続15周年で誰かに与えられたブツだそうな。実はソ連ネタには激しく萌えてしまうたちなので、迷わずふたつ購入(どこに付けて行く気なんだ(^^;))。

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 ちなみに、こちらは街の市場に停められていたラーダ2101。ソ連時代にフィアット124をベースに造られたクルマですね。市場で蜂蜜を売っていたおばあさんの愛車らしきものなんですが、蜂蜜を購入した折りに、『アイタ(エストニア語のありがとう)』と声をかけると、彼女から返ってきたのは『スパシーバ(ロシア語のありがとう)』だったりして。

 エストニアがソ連から独立したのは、今から20年前の1991年。今年からはユーロ圏に加入したり、さすがにソ連時代の面影は失われつつあるようですが、探せばそこかしこにうっすらと残っています。

 さて、本日はセバスチャン・オジエの『天下取ったる!』フィンランド編が公開されました。あの人ってば、今回も読者からの質問に応えることを忘れていますが、おそらくガッカリな結果で、頭に血が上っていたのでしょう(^^;)。3位表彰台とは思えない内容になっておりますので(^^;)、是非ご一読を!


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