痺れる展開になっていますねぇ。ペター・ソルベルグはパンクで遅れてしまったものの、シトロエンのセバスチャン・オジエとMINIのダニエル・ソルドが、秒差のバトルを、ガリガリやりあってますよ。
このふたり、去年のシトロエンではナンバー2でシートを交換したりと、因縁ありまくりなんですよね。それ故に、ソルドの「シトロエンの地元でトップに立てたのが本当に嬉しい」というコメントが身に染みます。
もし、ソルドがここで勝っちゃったりすると、最強シトロエンに4年も在籍していたにも関わらず1勝もできなかったのに、テスト参戦中のMINIでキャリア初勝利を記録することになります。プロドライブにとっては2005年のラリーGB以来、6年ぶりの勝利だったりして(あれからそんなに経ってしまったか)。
それにしても、ターマック最強のセバスチャン・ローブがリタイアしたとはいえ、やっぱりこのペースでMINIが走れていることって、かなり凄いことだと思うんですよね。まさかあのプロドライブが開発したマシンが、グラベルよりもターマックで適正を持っているとは......。やっぱりダニソルの加入が大きかったのかなぁ。
いやはや、アルザスでこんな展開になるとは、まったく予想してませんでした(ウィナーズ外した人も多そうですね)。
>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト
>>スマートフォン版(iPhone/Android)はブラウザに『http://rallyx.net』と入力!