イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

緑は最強プライベーターの証し。

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 今年の中盤戦以降マシュー・ウィルソンの参戦危機が伝えられて以来というものの、薄々予感はしていたけれど、やっぱり来てしまいました。2006年以降マスーと共にWRC参戦を続けてきたストバートが、今年いっぱいでプログラムに幕を降ろすそうです。

 ストバートの本業である運輸業務が不調だったり、モータースポーツが大好きだった創業者が亡くなったりと、理由はいくらでも思いつくけれど、WRCではグリーンのテントが当たり前のようにそこにあったから、やっぱり悲しいなぁ......。

 ヤリ-マティ・ラトバラの今の地位はストバートがあったからこそだし、本当に色々なドライバーがここからWRカーでの参戦を果たしてきたんですよね。しかも、ストバートだけじゃなく、同じフォード系プライベーターのミュンヒスも活動休止。フォード系プライベーターはどうなっちゃうんだろう。

 とりあえず来シーズンに関しては、マッズ・オステベルグ率いるアダプタが引き継ぐみたいですが、2チーム減る訳で規模の縮小は否めません。Mスポーツ的にはフィエスタRS WRCをさばくのに四苦八苦しているうちに、新規顧客がみんなMINIに行ってしまった感じかも(ここはここで問題山積み)。

 マスーに関しては、何だかんだ言いながらも、アダプタのシートにちゃっかり収まる予感がするんですよね。彼に関してはフォード互助会制度とでも言いますか、ラリー全体で支えて行かないとね(いやぁ)。


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