デビッド・リチャーズ先生、吠えてますなぁ。確かに気持ちは分からないではないけれど、来シーズンから導入される予選&リバースオーダーは、「選手権トップの不利が解消される」ものであって、セバスチャン・ローブが特別有利になる訳じゃないですからねぇ。
それよりも気になったのは、「WRCのフォーマット自由化大反対」の方ですな。よくよく考えてみれば、2002年からのWRCフォーマット化を盛大に進めていたのが、当時ISCのボスだったリチャーズ先生でしたね。
一時期のWRCは、スーパーSSに、クローバーリーフ型のレイアウトと単一サービスばっかり。似たようなイベントに、似たような結果が続いて、結果的にリチャーズが言っていたようにテレビ中継は増えなかったんですよね。
リチャーズにしてみれば、500kmを超えるSS距離だとか、首都でスーパーSSを開催して300km移動なんて、愚の骨頂なんでしょう。でも、彼が進めたWRCのフォーマット化の結果、「WRCは各ラリーの特徴がなくなってしまった、IRCを見習え!」なんて事態になっちゃった訳ですよ。
盛大に当たり散らしているように見えるのは、やっぱりMINIの状況が芳しくないからななろうな。どうぞ、MINIに大きなスポンサーがつきますように、ナムナム。
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