イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

マスーもヘニングもいる!

 WRC開幕戦ラリー・モンテカルロのエントリーが明らかになりまして、色々と嬉しい名前がチラホラ。シーズンを通して参戦するかは不明なものの、マシュー・ウィルソンとヘニング・ソルベルグもしっかり記載されています。お楽しみのフランソワ・俺様・デルクールの名前もあるし、開幕戦が楽しみになってきましたよ。

 さて、本日もイヌスケ超私的『ラリー界ニュースランキングベスト10』の発表の続きであります。

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4位:フォルクスワーゲン、ようやく決断

 ボスのクリス・ニッセンがメディアに出てきては、『出ようかな〜、どうしようかな〜』と数年に渡って言い続けて来たフォルクスワーゲン。それこそ2006年くらいから、WRC参戦を検討してきたんじゃないかな。

 正直、『こりゃ、もうないな』なんて思ったこともありましたが、無事2011年途中からシュコダ・ファビアS2000での若手プログラムをスタート、2012年中はポロR WRCで実戦テストを重ねつつ、2013年からはワークスチームが乗り込んできます。

 ドライバーは現時点で最も勢いのあるセバスチャン・オジエを獲得。ある意味、シトロエンのゴタゴタ+フォードのフラフラによって、望外のドライバーを手に入れたと言えるかも。でも、あれだけ野心ギラギラのオジエを、実質1年間も寝かせる贅沢さですからね。

 そして、マシンが普通にカッコ良かったのも嬉しい点。サルディニアで発表されたモックアップよりも、テスト仕様はさらにソリッドな印象を増していて、現時点で新WRカーで一番好みのデザインです。

 すでにポロR WRCに関しては、かなりのテスト量をこなしている様子。ダカールを見るまでもなく、ゴリゴリに本気を出して来るでしょうし、2013年初っ端からタイトルヲ狙ってくるはずです。それじゃなきゃ、オジエも加入しませんよね。

 ひとつ気になる事があるとすれば、ニッセンのセクハラ疑惑。あれ以来、まったく報じられなくなったのは......?


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