今年はモンテカルロがWRCへと寝返ってしまった結果（違いますよ）、アソーレスで静かに開幕したIRC。アンドレアス・ミケルセンが、ユホ・ハンニネンを破って、サクッと開幕戦を勝利で飾っています。

　アソーレスの展開を見ていても、やっぱりミケルセン＆ハンニネンが抜けている感じですね。ここに今回出ていないシュコダ・ワークスのヤン・コペツキが加わるのかな。去年は若手のティエリー・ヌービルが絡んでいたけれど、誰か元気な若手が出て来て欲しい所。ドイツの若い衆ふたり（セップ・ヴィーガンド＆ヘルマン・ガスナーJr）に期待しておきましょう。

　FIAとユーロスポーツがガッツリとタッグを組んでいたと思われていた数週間前から状況が一変してしまった今、IRCの将来がちと心配です。シュコダが孤軍奮闘しているので、選手権の体裁が保たれているけれど、フォルクスワーゲンがWRCに本格参戦したら......。ま、俺のシュコダ（？）が、ラリーを止めるとは思わないけどね。

　それにしても2012年仕様にリニューアルされたIRCの公式サイトが見にくいったらありゃしない！　「イヌスケさん、変化を嫌うお年頃になっただけですよ」との突っ込みが......。た、確かにその通りでございます（トホホ）。

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