セバスチャン・ローブが、「ラリーの長距離化はイヤ」と言いたくなる気持ちは理解できるものの、WRCの頂点を極めたドライバーなんだし、もう少し気を使った発言をして欲しかったところではありますな。
ま、今回のニュースは英国発なので、少々意地悪くコメントを誘導されている可能性はあるんだけどね。色々と波紋を呼んでいるこのニュース、かなり興味深い内容になっているので、未読の方は是非ニュースをチェックしてみて下さいませ。
僕自身の意見としては、距離やステージ数を増やすことが、即イベントに個性をもたらすとは思わないけれど、少なくとも各主催者が「どうすればこれまでと違った魅力的なイベントにできるか?」を考えた末の結論であるならば、アリかなぁ......と。
長距離だけでなく、逆に極端な短距離イベントがあっても面白いかも。それこそスーパーSS4本くらいを1日で走って終了とか。サファリのように5000km以上のマラソンイベントだろうが、総走行距離が50kmの超短距離イベントでも、1勝は1勝ですからね。
ここまで極端ではないけれど、ラリー・フィンランドがコンパクト化を推進していましたね。去年のフィンランドを取材した身としては、スタートしたと思ったら、あっという間にフィニッシュしていて、取材機会がエラく少なかった記憶が......。なんだかんだ3日間のフォーマットって取材がしやすいんですよね(こちらが慣れているだけ?)。
>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト
>>スマートフォン版(iPhone/Android)はブラウザに『http://wrc.rallyx.net』と入力!