ドタンバンタンと色々あったラリー・デ・ポルトガル。エフゲニー・ノビコフの史上最年少ポディウム獲得に大喜びしていたら(ドニ先生も2002年以来の表彰台だって!)、感動の涙もふっ飛ぶ大どんでん返し待っていました。
なんと優勝したミッコの・ヒルボネンシトロエンDS3WRCにレギュレーション違反が発覚。なんとなんとの失格裁定ですよ(詳しい失格理由はニュースを読んで下さいませ)。4日間、我慢我慢のラリーを戦い抜いたミッコの気持ちを思うと、『......』ではありますね。どこからかチクッとFIAに情報が入ったのかなぁ......(完全憶測)。
ミッコが失格したことで、繰り上がり優勝はマッズ・オステベルグ。嬉しい初勝利なのに、勝利のシャンパンファイトが出来ないのは、少々お気の毒ではありますが、どんな形であれWRC初勝利には変わりません。この"位置"にいなければ、優勝が転がり込んで来ることもなかった訳ですからね。
そういえば、純プライベーターのWRC勝利ってのも久々では? 93年サンレモのジャンフランコ・クニコ以来? 2006年のローブもクロノス・シトロエンから参戦だけど、アレはプライベーターとは言い難いからなぁ。
それにしても、ペターの復活勝利よりも先に、マッズの初勝利が達成されようとは......。確かにここ2シーズンほど、コンスタントにトップ5でフィニッシュしてたもんなぁ。
数年前にマッズがWRC参戦をスタートした頃、『このノホホンとしたお坊ちゃんは大成しないね』と、ヤング・ドライバーズ・ファイルの候補リストから外した先見の明のなさを、ここでお詫びしておきます。ま、人を見る目はないからね(開き直り)。
ちなみにマッズ、ノビ、ペターというカオスな顔ぶれとなった今回のトップ3。ウィナーズダービーの的中者はゼロでした。ペターの3位はまだしも、マッズとノビのトップ2なんて予想はできないよなぁ。賞品は全参加者から抽選となりますので、お楽しみに〜。
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