やっぱり若いドライバーにとって『500km超』というSS距離は、想像を絶する世界なんでしょうねぇ。オット・タナクは、ラリー・アルゼンチンまでのインターバルを集中的なトレーニング期間に充てたそうな。マシンでのテストがそうそう出来ない昨今、暇な時間を『ぼ〜』っと過ごす訳にもいかないからね。
アルゼンチンは"距離"が壮絶にハードなラリーですが、"気候"が強烈にハードだったトルコの初年度(2003)では、北欧系ドライバーが揃ってグロッキーになっていたのを思いだします。
当時のプジョー206WRCにはエアコンが装備されていたんですが、ハリ・ロバンペラに聞いたら、『リエゾンではなんとなく涼しい風が出て来るけれど、SS走行中は熱風だよ』と、真っ赤な顔で言ってましたっけ(結局リタイア)。
今回のアルゼンチンは初秋(?)だし、灼熱地獄ってことはないはず。とりあえず持久力重視ってことになりそうですね。写真は、懐かしのピレリ・スタードライバー時代のタナクです。
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