イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

28回も獲ってたのか。

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 ペター・ソルベルグが、『絶対に勝てる予感がする』と断言していますねぇ(ニュースを見てねん)。その前にラリーを走り切らないとな......なんて思わないでもないんですが、ペター自身が現状をポジティブに捉えている事は喜ばしい限りです。

 今シーズンのペターは、確かにかつてのスピードが戻って来ていますし、事実ベストタイムもバシバシ記録しまくり(なんと28回!)。が、表彰台には3回も上がっているのに、3位止まり。2位以上がありません。

 一方、対照的なのがマッズ・オストベルグ。"勝利"する時は必ず前兆があります。偶然に勝利は転がり込んで来きません。ミッコ・ヒルボネンの失格という想定外な出来事があったとはいえ、何かがあった時に繰り上がれる位置にマッズは付けていた訳です。

 トップ4とのタイム差があるため、ポルトガル以前はなかなか注目されていなかったマッズ。昨年あたりから、彼は自分のペースを守って常に5〜6位をキープ、上位に何かがあればポディウムに上がるというラリーを続けています。今年だけでも、ここまで3回も表彰台に上がっていますからね。

 ラリーはベストタイムの獲得回数で勝利が決まる訳ではないので(ちなみにマッズのベストタイム獲得回数は3回)、とにかく完走してナンボ。しかも、昨今の距離が長くて過酷なコンディションが用意されたWRCだと、上位が潰れる可能性も大きい。つまり、マッズの戦略は非常に理にかなっています。

 つらつらと書き続けて何が言いたいかといえば、『ペター、とりあえずしっかり完走してくれ』って事なんですが。なんだかんだと言いながらも、ドライバーズランキング2位にもつけているし、しっかり走り切れば勝てる気がするんだよなぁ。ベストの獲得回数なんて、ホント分かりやすい"前兆"だもの。


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