パリ・ショーでの怒濤の発表ラッシュに続いて、昨日は同じパリでワールド・モータースポーツ・カウンシル（WMSC）が開催されまして、これまた来季に関する大切な変更点がワラワラと発表されました。

　気になるワールドプロモーターに関しては、スポーツマン・メディアグループとレッドブル・メディアハウスとの交渉を認めるという形での発表。"決定"はもう少し先になりそうです。FIA的に、『あれもしろ、これもしろ、そして金も出せ』って感じなのが、少々気になりますな。

　それ以外にも色々とあるんですが、やっぱり一番『グッ......』と来たのは、PWRCの終了でしょうねぇ。SWRC、PWRC、WRCアカデミーが、それぞれWRC-2、WRC-3、JWRCになるんですが、参戦できるマシンの割り振りが、かなり変わります。

　WRC-2は、R5、R4、S2000がメインとなって、ここに4WDターボグループがトロフィーとして入ると。R5やS2000相手に総合優勝は不可能だろうし、参戦者もかなり減るんだろうな。R4勢が増えてくれるといいけれど......。

　PWRCが登場したのは2002年（初代王者はカラムジ先生だぜ）。丁度、僕がラリーXにやってきた頃にスタートしたカテゴリーだけに、なんとも言えない寂しさを感じちゃいますね。でも、PWRCを支えていた両メーカーの状況を考えると、致し方ないんだろうな。

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