シトロエンというかPSAの経営不振が伝えられてからというものの、すっかりカタール（言ってしまえばナッサー・アル-アティヤ）が、シトロエン・レーシングを買い取るとばっかり思っていたのに、今度はアブダビだって！

　世界中の経済がゼ〜ゼ〜言っている時に、湾岸諸国の皆さんはどこまでも元気ですよねぇ。今回の情報はポルトガルの雑誌が伝えただけなので、どこまで信憑性があるのかイマイチ分かりませんが、とにかくセバスチャン・ローブの来季に関する発表が遅れているのは、この件が絡んでいるのは間違いなさそうです。

　カリド・アル-カシミ殿下の成績がちっとも上がらないのに業を煮やして、すっかりWRCはどうでも良くなったと思いきや、アブダビは諦めていなかったと。ナッサーを見ていて、『俺もやれる』って思ったのかなぁ。ドライバーの地力がナッサーと殿下では、ちと違うような......。

　ちなみに先日コガッチ先生から聞いたんですが、ナッサーも相当な殿下らしいですよ。まぁ、あの辺り出身だし、射撃のオリンピックメダリストだし、普通の人ではないと思っていたけれど、完全にアチラ側（？）だったとは......。サービスでポテトチップをポリポリ食べている姿を見ていたら、完全にコチラ側（？）だと誤解していました。

　来シーズンのシトロエンに乗っているのが、ナッサー殿下なのか、カリド殿下なのか、どうやら今月末までにはハッキリするようです。

　写真はまだまだ未使用写真がタップリ、シトロエンのメディアサイトにアップされたナッサー＋銅メダルシリーズです。

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