イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

バッソで始まり、ミケルセンに終わる。

1026blog_Mikkelsen.jpg

 今年で幕を降ろすというのに、インターコンチネンタル・ラリーチャレンジ(IRC)の両タイトルは、最終戦を待たずに決まってしまいました。最終戦のキプロスには、2倍のポイント係数が掛かっていて一発逆転可能、クイズ番組のようなレギュレーションが採用されているのに!

 ってことで、マニュファクチャラーズ選手権はシュコダ、ドライバーズ選手権はアンドレアス・ミケルセンに決定。シュコダ的には、『IRCはマニュファクチャラータイトルが最優先。ドライバーは獲れなくても無問題』って事だそうです。

 昨年のIRCは、最終戦の係数2倍によって(+スコットランドにも係数アリ)、ドライバーズタイトル争いがかなり面白くなっていたんですよね。最終戦キプロスを前に、ヤン・コペツキ、ユホ・ハンニネン、ティエリー・ヌービル、アンドレアス・ミケルセン、フレディ・ロイクス、ブライアン・ブフィエの6人にまで、可能性があったと。

 で、少々不利な状況で最終戦に挑んだミケルセンが、係数2倍を活かして、コペツキを逆転。初のメジャータイトルを手にした訳です。

 それがプジョー(クロノス・レーシング)が抜けて、シュコダ・ワークスまで興味ナシ......となった結果、ドライバーズ選手権を狙っていたのは、実質的にミケルセンのみになっちゃったんですね。まぁ、アバルトのみが頑張っていた、IRC初年度に戻ったと言えなくもないけど......(トホホ)。

 ちなみに、初代(2006年)IRC王者は僕らのジャンドメニコ・バッソ先生です。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト
>>スマートフォン版(iPhone/Android)はブラウザにhttp://wrc.rallyx.net』と入力!

« 本当はナッサーだったでしょ。
色々楽しみな最終戦。 »