やっぱり、今やWRCの流れはフランスからドイツに移りつつあるんですかね。ブイブイ言わせているフォルクスワーゲンに続き、オペルもどうやら本格的なラリープログラムを検討している模様ですよ。
マシンは、次期型コルサ。既に発表済みのアダムR2に続き、2014年にはコルサR3、2015年にはコルサR5をデビューさせる計画があるとか。オペルの首脳陣が、『オペル復活にはモータースポーツが必要不可欠ナリ!』なんて、涙が出そうな事を言ってくれているし、どうやら本気の様子。
フォルクスワーゲンの大々的なWRC参戦(と勝利)によって、WRCのメディア展開がドイツで一気に増えたんでしょうね。それを横目に見たオペルが、『むむむ......』と羨ましくなってきたと見た。今はちょっとパワーダウンしているけれど、フォルクスワーゲンとオペルは、これまでも市販車でガチなバトルを繰り広げてきたメーカーですからね。
とは言っても、オペルはマンタ&アスコナ以降、ラリーに関しては幾度となくプログラムを打ち上げては、シュワシュワシュワ〜と萎んできたメーカー。今後こそ、シッカリと形になって欲しいなぁ。まぁ、コルサR5が出てくるのが2015年とかなり先なので、気の長い話ではあるんですけどね。
写真はシュワシュワシュワ〜の代表格、グループA時代のあだ花、オペル・カリブラ16Vです。1992年のサンレモで、あのブルーノ・ティリーがドライブして、9位に入っています。オペルには、さらに切ないカリブラ・ターボ4x4なんてのもあったりして。
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