イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

サインツ先生、ヤリマテを庇う。

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 開幕2戦を終えて、すっかり弱気になってしまったヤリ-マティ・ラトバラ。そりゃ、自分が絶対的な自信を持っていたはずのスノーラリーで、チームメイトのフランス人に目の前で完全勝利を見せつけられたら、誰だって落ち込むってもんです。

 本人も含めて、多くの関係者が指摘しているように、昨年1シーズンをかけてじっくりとフォルクスワーゲン・ポロR WRCに習熟したセバスチャン・オジエと、フォードから移籍したばかりのヤリマテが同じレベルで走るのは、そう簡単なことじゃない様子。あのオジエが、自分の日記でチームメイトを心配するほどですからね。

 得意のグラベルシリーズが続きますが、本人は『夏頃までにはなんとか......』と、トホホなコメントを連発しています(本日アップされたニュースを読んでみてねん)。が、このまま今シーズン前半は沈みっ放しかと思いきや、意外な所から援軍がやってきましたよ。

 フォルクスワーゲンのアドバイザーを務める御大カルロス・サインツ先生が、『メキシコで復活する』と言い切ってくれました。サインツ先生としてはヤリマテが乗りやすいマシンを、チームが用意できなかったことも不振の理由として考えているようです(彼らしい意見ですな)。

 わざわざサインツが擁護するところを見ても、ヤリマテが色々と批判にさらされているのは間違いなさそう。某元チャンピオンが、ヤリマテをバッサリなんて噂も聞こえてきたりするもんなぁ。ま、まだシーズンは特殊な開幕2戦が終わったばかり。まだまだ長いシーズンが続きますからね。もう少し様子を見てもいいはずです。


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