K子様も『こぼれ話』に書いていますし、本人もステージ中のコメントで語っていましたが、ヤリ-マティ・ラトバラは、クヨクヨ考えずに『ポジティブシンキングで行こう』と決めたそうです。

　以前、インタビューした時に本人も言っていたんですが、彼自身何事にも考え過ぎてしまう傾向があるそう。この話をしてくれたのは、まだストバートにいた頃だから、2007年くらいかな？　その後、彼にのしかかるプレッシャーは数十倍にも増加している訳です。

　分かっていても、どうにもならない事はあるけれど、『ま、ラリーだし♪』くらい気楽に考えた方が、いいのかもしれないですね。とにもかくにも写真のように、本人に笑顔が戻ってきたのは何よりです。

　話は変わって、首位を爆走中のセバスチャン・オジエ。なんと、SS18でステージ内のゲートが閉められているというトラブルに遭遇。ジュリアン・イングラシアがクルマを降りてゲートを開けるために、30秒近くをロスしています。

　メキシコはステージも素晴らしいし、セレモニアルスタートはWRCベスト、陽気な観客の雰囲気も最高、ご飯も猛烈に美味い......。『プライベートで観に行くなら絶対ここ！』と思うほど大好きなラリーなんですが、10年目を迎えてもやっぱりこういう事が起こっちゃうんだよなぁ。今のところお馴染みの投石は報告されていないけれど、よからぬファンが減って欲しいところです。

　さて、本日はラリー最終日。ミッコ・ヒルボネンとティエリー・ヌービルの2位争いが、かなり熾烈なことになっていますよ。SS21のスタートは、現地時間8時58分。日本時間はギリギリ10日の23時58分となっております。K子様の『こぼれ話』もジャンジャンアップされているので、チェックをお忘れなく〜！

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