イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

もう一度、JWRCに注目を。

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 思えば数年前......、いや正確にカウントしたら10年前か(ひ〜)。2003年なんて、ついこの間のように思ってたのに。いやはや10年ひと昔とはよく言ったものです。......話が盛大に逸れてしまった。今日は何を書きたいかと言えば、ジュニア選手権(JWRC)について。

 ご存じの通り、青田買い大好きっ子を自認しておりますイヌスケ。若手ドライバーがワラワラでているJWRCは大好物でした。過去形なのが切ないんですが、丁度、僕が取材をするようになった頃はスズキがJWRCでガリガリやっていたり、シトロエンがPHスポールをぶっ込んだりと、選手権自体が大盛り上がりだったんですよね。

 そういえばMスポーツがフィエスタS1600をヤリ-マティ・ラトバラのドライブでデビューさせてたりしたんだよな〜。チームメイトがコンラッド・ローテンバッハだったよな、確か。でも、フィエスタS1600、ホントに全くダメダメなマシンでねぇ......。また話題が逸れた。

 閑話休題。

 まぁ、ドライバーも当時はイキの良いのがウジャウジャいたので、話を聞くのも面白かったんですよね。ところが、いつしか選手権自体のパワーダウンが囁かれるようになって(スズキの撤退が痛かった)、2011年からフォード・フィエスタR2のワンメイクで、若手育成に特化したWRCアカデミーに衣替え。

 そして、今シーズンからは再びJWRCを名乗るようになりました。ポルトガルでも思ったけれど、せっかくなかなか面白ドライバーが揃っているのに、イマイチ注目度が上がらない。まぁ、メディアが取り上げずらいワンメイクだったり、トップカテゴリーと同時に取材しにくいとか、色々問題はあるんですけれどね。

 そんな意味でも、今回発表されたバイオ燃料の使用は、なかなか良いアイディアかも。WRCだって環境問題を無視できない昨今、いきなりトップカテゴリーに導入するのが難しいアイディアでも、小回りの効くJWRCであれば比較的受け入れやすい側面はありそう。とりあえず、次のアクロポリスのJWRCは注目ですぞ。


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