イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

来年のイタリアはどこで開催する?

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 K子様やバスが『こぼれ話』に書いていましたが、今回のサルディニア、あちらこちらに予算縮小の影響が色濃く、そもそも2デイ・イベントとしたのも、人件費を抑えることが目的だったそうです。とは言いながらも、前年のイベント(4日間開催)と変わらないステージ数を実現しようとした結果、かなりキツキツのスケジュールになっていました。

 そんな訳で、これだけ乾いてダスティなイベントにも関わらず、予定の時間内にステージを終らせるためか、当初プライオリティ1のドライバーのみを2分間隔でスタートさせ、WRC2のドライバーは1分間隔でスタート。が、ラリー中も『1分間隔では危ない!』とWRC2のクルーを中心に、文句の大合唱があって(特にクビサの後方を走っていたアル-クワリが盛大に)、結局最終的に2分間隔とされました。

 この件に冠しては、FIAのフィニッシュ後のプレスカンファレンスにおいて、WRC2を優勝したロバート・クビサがかなり厳しく批判しています(詳しくはニュースを読んで下さいまし)。効率やらオーガナイズの都合で、安全性を蔑ろにするのは絶対にあってはならない訳で、発言力の大きいクビサの指摘だけに、サルディニアのオーガナイザーにも相当効いたはず。

 ここ数年、イベントが終了するたびに、『次回のWRCはイタリアの別の場所へ!』と言われまくってきたサルディニア。さて、来年のカレンダーではどうなりますか。まぁ、これだけ言われながらも、シチリアやサンレモに移っていない所を見るに、そちらはそちらで問題を抱えているような気がしないでもないけど。大好きなイベントだけに、なんともモヤモヤしますねぇ。


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