イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

初ラリー取材の対象は......。

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 フランス人なのに、なぜかルーマニアから激オシされているフランソワ・デルクール大先生。彼がラリーXで『俺様日記』を連載していたのが、2002年シーズンだから、もう11年も前です。今も普通に走り続けていることには(しかもERCで表彰台)、驚きを通り越して、感動すらしちゃいますね。

 ラリーXにやって来る前、僕が某スーパーカー雑誌で無理矢理モータースポーツ企画を読者ページにねじ込んでいた当時、唯一やらせてもらえたのが(無理矢理ねじ込んだとも言う)、デルクールの取材だったりします。

 2002年2月、お台場で開催されたチャンミ(三菱チャンピオンズミーティング)にデルクールとアリスター・マクレーが来日すると聞きつけ、隣のカー●ガジン編集部に届いた取材申請用ファックスを頼み込んでゲット。『え〜、デルクールって誰?』と言う編集長を拝み倒して、取材の許可をもらい、鼻息荒くお台場へ。

 俺様なイメージが強かったし、ジル・パニッツィと壮絶な場外乱闘が報じられていたこともあって、『怖い人だったらどうしよう......』とビビりつつ話を聞いたデルクールでしたが、終始ニコニコしていて、僕のトホホな英語にもしっかり付き合ってくれました。

 その時、雑誌のプレゼント用にデルクールのサイン入りポラロイドももらったんですが、スーパーカー雑誌の読者の皆さんにはデルクールが全く響かなかったようで、応募はゼロ。編集部に放置するのもアレだったので、自分で持ち帰って、今も大切に保管してあります。


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