シーズンを折り返すと、そろそろ聞こえて来るのが来季に向けたドライバーの移籍問題。35℃を超えている昨今、暖房をつける気にはサラサラなれなれませんが、ストーブリーグという言葉が使われ始めた当時は、ストーブを出すくらいの時期に移籍話で盛り上がっていたんでしょうな。

　で、現時点で一番話題になっているのが、このお方。

　ティエリー・ヌービル。

　ターマックで走れる上に、最近は明らかにグラベルでも成績を残すようになってきました。コンスタントに表彰台を記録して、セバスチャン・オジエに大差はつけられているものの、ランキング2位は立派。しかも若くて、かつルックスも良いときてる。

　となると他のチームがほっときませんよね〜。ヒュンダイとシトロエンが、早速獲得に名乗りを挙げています。シーズン開幕当初は、マッズ・オストベルグ、エフゲニー・ノビコフよりも、実績が下だったからか、『チャンスをもらえるならばヒュンダイへも......』なんて言っていたヌービル。

　今やMスポーツでナンバー1待遇も望めそうな状況に、ヌービル本人もMスポーツ残留を希望している模様。しかもカタール様が、『ティエリーはMスポーツで！』と絶賛バックアップ中となれば、そりゃ残りますわな。

　ヒュンダイとシトロエン、ドライバーラインナップ、どうなるんでしょうね。現時点で少々不調ではあるものの、ミッコ・ヒルボネンとダニエル・ソルドをキープしているシトロエンはいいとしても、ヒュンダイは、『期待の若手！』とアピールできるような存在を見つけてくるのは、なかなか難しそうです。......クレイグ・ブリーンとか？　ん〜。

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