ラリードライバーはレーシングカーをドライブしたくて、サーキットドライバーはラリーカーをドライブしたい......。お互いの利害がガッツリ合った上にフォルクスワーゲンとアウディはグループ会社。そんな訳で、セバスチャン・オジエとマティアス・エクストロームが、マシンを交換したそうな。

　アウディA5DTMとフォルクスワーゲン・ポロR WRCの前で嬉しそうなふたり。

　そう言えば一時期エクストロームは、熱心にラリーに出ていたことがありましたね。2006年のスウェーデンでは、レイムンド・バウムシュラッガーがプリペアしたシュコダ・ファビアWRC05を、ドライブしていた彼に話を聞いたなぁ〜。

　残念ながら、当時のファビアWRC05は上位入賞が可能なマシンではなかったけれど、グループNランサーで出場したカタルニアで凄まじいスピードを見せていたし、もう一度本気の体制でエクストロームがWRCを走るのをみてみたいところ。

　オジエのタイトルが決まったら、カタルニア辺りのタイミングでシート交換なんてどうでしょう。オジエも喜んでDTMに出るんじゃないかな。ローブのWTCCマシンよりも性能は上だしね（そこまで張り合わないか）。

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