帯広・十勝で開催されていたアジア-パシフィック・ラリー選手権第5戦ラリー北海道は、MRFチームのシュコダ・ファビアS2000をドライブするガウラブ・ギルが、2位の炭山選手以下に5分以上の大差をつけて圧勝。詳しいリポートはニュースに譲るとして、こっそり期待していたエサペッカ・ラッピはSS9でリタイアしちゃいました。
そして、同じ週末にバルカン諸国クロアチアで開催された、ヨーロッパ・ラリー選手権第10戦クロアチア・ラリーでも、シュコダに乗るヤン・コペツキが貫禄の勝利。同週に地球の反対側で行なわれていた両FIA選手権をシュコダが制した形です。しかも、ERCに関しては初日の段階でコペツキが、初のドライバーズタイトルを決めていますからね。
シュコダ・ワークスで長らく頑張ってきたコペツキですが、メジャータイトルは今回が初めて。IRCでは4年連続ランキング2位という、なんとも......な記録の持ち主です。シュコダとしても、若手の頃からずっと大切に育ててきたドライバーですし、ようやく結果を残してくれて喜びもひとしおでしょう。
コペツキに関しては、当初シリーズを狙えるだけの予算が確保されていないとも言われていましたし、勝つことによってプログラム拡大を実現してきたのは本当にスゴイことです。どうか、今回の好結果がシュコダのラリープログラム拡大(早くR5をデビューさせて〜!)に繋がりますように......。
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