現在、選手権トップのヤン・コペツキが絶賛リード中のヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)第8戦バルム・チェコ・ラリー・ズリン(イベント名長過ぎ)。実はこのイベントを最後に、あるドライバーが現役からの引退を決めています。
ロマン・クレスタ。
なんとなくシュコダ期待の若手という印象があったけれど、1976年生まれだから、37歳になっていたんですね。クレスタと言えば、2005年のフォード端境期(失礼ですよ)に、トニ・ガルデマイスターと共にワークスドライバーとして活躍したのがキャリアのハイライトになるのかな。
ラリージャパンにもやって来て、クレスタ、ガルデマイスター、ダニエル・ソラという、激しく渋いメンバーでディーラーイベントもやっていましたよね。とにかく凄まじい人がイベントに集まってましたから、このBlogの読者にも参加者がいたはず。
近年はマルティン・プロコップのチームなどで、エンジニアを務めていたクレスタ。メディアゾーンでドライバーを待っていると、『JIPO CAR(プロコップのチーム)』のウェアを着たクレスタが、一生懸命マシンを覗き込んでいたのをよく見かけたなぁ。
現役最後のラリーに彼が選んだのは、これまで何度も走ってきた地元バルム。これまた何度も乗ってきたシュコダのラリーカーで、優秀の美を飾って欲しいものです。
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