アルゼンチンで大きな横転でリタイアとなったミークは、ポルトガルの初日にまたも首位からクラッシュ、このサルディニアでは「今度こそポジティブな流れを再び取り戻すことに完全に集中している」とスタート前に語っていたにもかかわらず、
またも首位からクラッシュとなってしまいました。なんとかサービスに帰ってきたものの、ロールバーにダメージがあり、これでラリーを終えることになってしまいました。
ふりかえってみれば、ミークは、モンテカルロで1回、アルゼンチンで2回、ポルトガルで1回と都合4回の続行不能となったクラッシュを喫しています。
さらにリタイアに至らなかったものを数えると、スウェーデンのコースオフ2回、優勝したからよかったもののメキシコのゴール目前のコースオフ、さらにスウェーデンでのプレテストで1回の横転を喫しているため、イベントの数を上回る8回くらいやらかしている計算です。
エンジンを壊して首位からリタイアしたコルシカをカウントするのは彼にとっては酷かもしれないけど、チームとの信頼関係を考えるとこんなはずではなかったではもはや済まされないレベルだ。壊れたクルマを直してきたメカニックたちに見放されては、失った運も帰ってはこない。なんとか次戦で立ち直ってほしいものです・・・。