あちこちでエイプリルフール・ネタが話題になっています。僕からも、一日たって、やっとジョークだったと気付いた微妙な作品からご紹介したいと思いますよ。
VWモータースポーツがかましてくれた、グラベル、スノー、ターマックを舞台にVWポロR WRCが大活躍する映画『Fast and Fabulous 8』は、2016年4月1日に公開!
カーアクション映画の『ワイルド・スピード』(The Fast and The Furious)をイメージしたポスター(ネタで間違いないですよね?)に完全にだまされたわけですが、あまりにも高度すぎて・・・・なんだか、みんなの反応も冷ややか。配役の写真入れるとか、もうすこし遊びがほしかった!
シュコダはシュコダで、モーターボートボート産業に参入という、完全にだますことだけに全力を注いでいるというか、笑うに笑えないネタを投入してくれました・・・。
外国と日本でのジョークに対する違いもあるんでしょうけど、僕だったら、朝刊を読んで、最初は「おっ」とか「へえーっ」と驚いて、一瞬ののちに「あっしまった、今日は4月1日だった!」、なんて膝を打つくらいのテンポのいいウソがいいな。
いまではエイプリルフール・ジョークも恒例化したし、作る方も見る方も4月1日をみんな待ち構えちゃっているし、なかなかしゃれっ気のある、うまい笑いをとるのは難しくなってきているように思いました。
今回最高にドキッとしたのは、DMACKフィエスタ・トロフィーに「Vatanen Touch Award」が設けられたっていうDMACKのニュース!
ん? タッチって、なんだろう。アリ・バタネンが「よくやったね!」って背中をぽんぽんと叩いてくれるのかな。という話をしたら、サライネスさんが絵を描いてくれました。
「Vatanen Touch Award」想像図。
こういうのが、気が利いたジョークだよなー、なんて英語が苦手な僕は勝手に納得していたら、実はバタネンが年末にフィエスタR5をドライブできるシュートアウトに出場できるドライバーを選考するという真面目な賞典のニュースだったのです!
ちなみに「Vatanen Touch」は80年代にバタネンの超絶テクをまとめたビデオのタイトルで、「バタネン、その超絶ハンドルさばきの世界」みたいな意味が込められているようです。