ヤリ-マティが来てから、なんだかヤリスがどんどん速くなっている! と気になっているのは僕だけではないと思います。ヤリスはもっと苦労するんじゃないかとないかとやきもきしてきたけど、みるみる良くなっているようです。
ヤリ-マティはトヨタと契約してからこの2週間で10日も(!)ヤリスをテストしているはずです。今週はフィンランドのスノーコンディションですでに4日間のテストが続いていますが、トリッキーなセクションでの切り返しが続く南仏のターマックより、エンジン音がとぎれることなく踏みっぱなしでいけてる母国のステージの動きを見ると、なんだかクルマが違った生き物にでも進化したようにも見えます。
リストリクターが36mmまで開放されても、ターボも同じ、ブーストも2.5barだし、実は最大トルクは今季のマシンとあまり変わりないのですが、そのぶん高回転域まで回せるようになったのでうまく高い回転域でのパワーを出せているのはシトロエンとトヨタのように思います。トヨタも低回転に落ちてからの立ち上がりも悪くないし、なによりF1のエンジンじゃないか、なんて言われるほど素晴らしくいい音がしていますね!
ヤリ-マティもますますヤリスにぞっこんになったみたい!フラットで高速なステージだといっそう空力の効果もありそうです。ディッチに片輪落としただけでリヤエアロがすぐにバキバキになっちゃうのだけが心配。ダウンフォースが変わっちゃうこともだけど、すごく加工が難しげなカーボンが高そうだし!
↑このあたりがとくに!