それぞれの歴史を生きてきた貴重な300台のマシンが今年のモンテカルロ・ヒストリックをスタートしました。
なんと宝石箱のようじゃありませんか!
伝統にならい、モンテカルロ・ヒストリックはコンサントラシオンという伝統の儀式から始まります。エントラントはスタート地点のモナコにむけて、欧州各地から自走して馳せ参じることになるのですが、今年のアイテナリーを見ると、もっとも遠いスタート地点はスウェーデンのストックホルム。いよいよラリーがスタートするまでに、2700kmもの距離を走ってやっとモナコのスタートを迎えられるのです。ラリーって集まることがいかに重要なのかってことを思い知らされます。
セアトもモンテカルロをスタートして40周年だそうで、バルセロナからかつてのワークスマシンがスタートして行きました。
ダカールを終えたばかりのダニエル・エレナは、今度はドライバーとして出場。少しスリムになったおかげでもあるのでしょうか、一時、トップを走り、二日目を終えて6位につけています。うまいなあ!
いつもがんばっているマツダRX2も今回も出場して、元気に走っているようですし、日本からも遠征組が出場しています。カーナンバー22番の池内敏正組(トヨタ・セリカ)、カーナンバー23番の永瀬浩一/林務組(日産240Z)は、無事に走っているでしょうか。貴重なクルマをコツコツつくって、この檜舞台に出るなんて、本当にうらやましすぎです! 残念ながら、モンテカルロ・ヒストリックは、4WDのレオーネは出られないけど、僕もいつかは出場してみたいものです〜、夢の夢ですけどね!