アソーレスで優勝し、涙で言葉につまってしまったソウサ。
2011年にヨルダンのSWRCで優勝していますが、いつの間にか名前を聞かなくなってましたので、ほんとうに大復活、すばらしいラリーでした。
それにしても予選後、パルクフェルメのあるポンタ・デルガーダに帰ろうとしたところマシンがセンサートラブルでストップ、コドライバーのユーゴ・マガラエスやメカニックとともにマシンを押してサービスに戻ってきたときには、終わったかと思いました。
(予選タイムは剥奪されました)
ソウサはけっきょく、木曜日の3ステージを一番手でスタート、路面の掃除に苦しむことになりました。でも、まさかあの時点で優勝に届くとは想像もしていませんでしたね。
ブリーンが火災のトラブルで消え、アッブリングもパワステのトラブルがなければ40秒近くソウサを引き離していたわけですから、未来はどうなるかわかならいものです。
アソーレスをみていて、やっぱりわかりました。ラリーとは、ジェットコースターのようにアップダウンがあって、いつどうなるのか、本当に先が見えないドラマのようであって、そこがいいところなんです。
だからこそ、みんな仕事を忘れて、最終ステージの白熱したバトルに夢中になれるのかも。1時間で決まってしまうラリークロスとはそこが違います。やっぱりラリーっていいよね!
そうそう、WRCの最終日のフォーマット変更がほぼ決定したかのように思われてましたが、実はそうではないようです。意外なあの人が猛反対。いや、意外じゃないか。彼はわかってくれてました、そのことに安心。
くわしくは明日のニュースで!