来週のラリー・デ・エスパーニャにむけた各チームの準備がはじまっております。
スペインのハイライトは、なんといってもこのイベント史上最長となる50.00kmのエスカラデイのターマック・ステージです。50回目の開催を記念して、思い切ったロングステージが用意されることになりました。
前半セクションは有名なデル・プリオラットのステージで、後半セクションは2002年以来使われていないコースが復活するそうです。
それにしても50kmなんて、新しいターマックタイヤは大丈夫? かなりウエット性能を高めたせいか、前戦フランスではマシンが「動く」と言う声がドライバーからでていたようです。概ね耐摩耗性は前と互角との評価もなされたようですが、それはあくまで35kmまでのステージに限った話であって、50kmは未知なる領域となります。しかも連続して26.48kmのコルデジョウも走るわけですから!
ちなみに、エスカラデイ(=Escaladei)は、「神の階段」という意味なのだそうです。待ち受けるのは天国? それとも地獄?