12歳の天才ドリフト少女、タマラちゃんは、17歳になって、歯科矯正が外れた代わりに耳と鼻にピアスを入れて、少し大人の女性になっていました。
ジジ・ガリ先生も目をかけていたタマラちゃんについては、以前、WRCプラス誌でも見開きページを独占したことがあるほど、ドリフトがうまい女の子として世界的に有名になったわけですが、あれから4年、すっかり彼女のことを忘れていたところ、なんとジジ・ガリといっしょに今週末のモンツァ・ラリーショーに出るというニュースが舞い込んできました!
あれから彼女はオートクロスのような競技に出場したりして、ドリフトにはさらに磨きが掛かっているようですが、イタリアでは18歳にならないと自動車ライセンスが交付されないため公道を使った公式競技に出られなかったそうです。
ピレリのサポートでミシェル・ムートンやファブリツィア・ポンスによるスノートレーニングを受けるチャンスに恵まれたり、いつの間にかレッドブル(!)のサポートドライバーになっていてイルカ・ミノアによるペースノートドライビングのレッスンを受けたりとか、ラリー界の偉い女性たちに目を掛けてもらっているだけじゃなくて、もっと強い力に見守られているみたい。
17歳になったし、コドライバーとしてモンツァで大きな舞台を踏ませるのはおもしろいアイディアかも。ラリーのキャリアの本格的なスタートにむけて、いよいよ準備開始だね!
ムートンにつづく、世界選手権で勝てそうな女性ドライバーはなかなか登場してきませんが、タマラちゃんがこの先どんな風に育っていくのか注目しましょう(・・17歳でタマラちゃんはおかしいか)。
がんばれ、ジジとタマラ・・なんか変だな。