このところちょっとモータースポーツから遠のいていた印象のマツダが、アンドロス・トロフィーでちょっと熱いことになりそうな予感です。
セバスチャン・ローブが開幕戦に出場するというので、アンドロス・トロフィー公式サイトを覗いて情報をチェックしたところ、マツダ・フランスが今年はかなり本気でアンドロス・トロフィーに挑む計画だということを知りました。パリサロンでニューマシンが公開されていたんですね。
マシンはマツダ3ということですから、アクセラがベースでしょうけど、去年のマシンよりショートホイールベースになって、オバフェンがでていて何だかすごい迫力です。
しかも、ドライバーは過去5回チャンピオンになっているベテランのジャン-フィリップ・デイロ、マシンの製作はプジョー・ラリーアカデミーでもお馴染みのサンテロックレーシングが行っています。このコンビでこの5年間で4 回シリーズタイトルを獲得しているだけに、マツダ・フランスが今季のタイトルに賭ける意気込みがビシビシと伝わってくるようです。
2人目のドライバーは、世界ラリークロス選手権でシリーズ2位になったトピ・ヘイッキネンです。
アンドロス・トロフィーというのはスキーシーズンにスキーリゾートで行われる氷上レースで、元F1ドライバーなど有名な選手が数々出場したり、熱く激しいバトルが特徴的なことから冬のモータースポーツの祭典とも呼ばれています。以前にアラン・プロストがドライブしていたダチア・ダスターは、パイプフレームに日産GT-Rのエンジンを積んだモンスターマシンだったし、このマツダ3も見た目と違ってモンスターエンジンを積んでいるのかな?
マツダのイメージカラーは、昔は白とブルーだったけど、いまは赤なんですね。ちょっと意外な感じもするけれど、そういえば、初代ロードスターもファミリアもイメージカラーは赤でしたね。
マツダ・アクセラのプロダクションカーをベースとしたアンドロス・トロフィーのシリーズ戦も始まるようです。マツダ、熱いね! また、ラリーも始めてもらいたいですよね。