ラリー・イタリアのシェイクダウンが始まりました。さっそく今回こぼれ話を担当してくれるyukariさんが、目の前でコースオフしたラリーカーを紹介してくれました。
yukariさんは、ライコネンが好きで、彼が出場するWRCを観戦して以来、ラリーにはまっちゃって、それ以来、20戦近く観戦してきたという筋金入りのラリーファンの方です。
日本からWRCを取材に行く人が少なくなっているなかで、ここ数年、なんだか俄然、情熱をもってラリーを追いかけている日本の女性がいるという噂は世界中から耳に届いていました。縁あってyukariさんに今回のこぼれ話を担当してもらうことになりました。
yukariさんはもちろんただのファンとしてだけでなく、WRCを広くファンに伝えるためにジュリアン・イングラシアの公式(!)日本語Facebookを開設したり、日経ビジネスオンラインでコドライバーを特集する企画を展開したりと、日経系で鍛えられたとあって、ライターとしても編集者としてもなかなか行動的なのです。
yukariさんがセバスチャン・オジエと話すためにフランス語会話を学んだというエピソードを聞いて、サライネスさんが25年くらい前にヘンリ・トイボネンのフィンランド語の本を読むためにフィンランド語を勉強したという話を思い出しました。いい意味で、「変わっている」と言えるくらいに、思い入れも人一倍強そう!
まだまだラリーカーのメカニズム的なところは弱点のようですが、気温マイナス20度から40度のラリーまで、どこのイベントでも自らレンタカーのハンドルを握ってステージに行くそうで、そのように運転の楽しさを知る人なら、きっといいジャーナリストになってくれるのではないかと僕らも楽しみです。
そうそう、yukariさんは今回はこぼれ話だけじゃなくて、インタビューにもトライ、無事に楽しい取材になったという連絡がありました。こちらはラリーが終わったあと、来週末あたりにでも公開できるんじゃないかな? どんなインタビューになったんでしょうか。僕も読むのが待ち遠しいです。
ラリー・イタリアは今夜(日本時間金曜日朝2時30分)にカリアリ・ハーバーのスーパーSSで幕を開けます。こぼれ話ともども速報をお楽しみください!