FIAが2016年の世界ラリー選手権におけるマニュファクチャラーのリストを公開しました。14戦全戦への参加が困難とされてきたMスポーツ・ワールドラリーチームも無事にマニュファクチャラーとして承認され、VWとヒュンダイのみの選手権になることは回避されました。
ああ、なんだか開幕戦がぐぐっと近づいてきた感じがしますよね!
FIAは昨年末、Mスポーツの決定を待つために登録締切を再度延期、モンテ前日の20日までというきわめて異例ともいえる措置をとったのですが、そのわりに合意が早かった!
フル参戦の義務が緩和されるんじゃないかとも噂されていただけに、2016年のスポーティングレギュレーションがいまだ公開されてないことが気になりますが、ひとまずは3マニュファクチャラーでメデタシメデタシです。
さて、このFIA発表の一つのサプライズは、ヒュンダイがソルドを登録ドライバーに選んだとこと! ニューマシンの発表会の段階では、ヌービルで決定という情報も流れてきましたが、まさかの永遠のナンバー2 ソルドとは!
もちろんソルドはいわゆるエースドライバーとして扱いではないとヒュンダイは発表していますが、1stドライバーとしてFIAに登録された以上、14戦のうち10戦にヒュンダイ・ワークスから出場する必要があります。
3人のドライバーを一人あたり9〜10戦でローテーションするということなのでしょう。誰にとってもチャンスは同等という計算なんでしょうけど、「2015年も2016年も僕がエースだ」と発言したヌービルにとっては、なんとも開幕前にがっかりのニュースになったのでは?