早朝、IT政策研究会の中村伊知哉さんのtwitterで、フォードの日本撤退正式決定を知りました。
中村さんがご自身の体験談を紹介しておりましたが、それがちょっと衝撃的。以前に稚内でクルマが故障したとき、修理のために広島まで運ばれ、また北海道に戻されたのだとか。
おそらくちょっと特殊な壊れ方だったのだと思いますが、このサービス体制じゃあ、どんなにいいクルマだったとしてもなかなか売れないですよね。
僕の回りには以前、Kaやフォーカス、さらにはエスコートRS 4X4までフォード・ユーザーがたくさんいましたが、そういえばたしかに少しずつ消えてしまったようにも思います。
新型プリウスが1カ月で10万台売れて、4カ月の納車待ちという現実を目の当たりにすると、フォードだけじゃなく輸入車そのものがおかれた厳しい現実もみえてくるように思います。為替もきびしいですもんね。
WRCの影響のせいで、僕には新しいエコブースト・ターボの1リッターエンジンを搭載したフィエスタなんか、とっても魅力的に見えるんですけど、やっぱり1.6リッターターボのグローバルカーを売りたい欧州メーカーの思惑を組んで導入されたWRカー規定ってのも、そろそろもう限界なのでは?