2010年にヘイデンがピレリスタードライバーとして将来が期待される若手としてヨーロッパにやってきたとき、あのぽっちゃり型の青年がWRCで優勝できるまでになると誰が想像したでしょう!
アラン・ペナスによればエンジニアやメカニックが顔負けなほどにクルマのことを突き詰めて知ろうとしているというヘイデン。テストでもメカニックが根を上げるほどいろいろなことにトライして学び、そして家でも昨年のビデオを見ながら、苦手なテクニカルなステージを攻略するためにエル・コンドルの攻略を数ヶ月にわたって練り続けたという会見のコメントを聞くと、本当に勉強家なんだなと思います。
ヒュンダイにとって最初となる2014年の勝利はオジエをはじめトップグループの大波乱のなかで手にしたものでしたが、今回のは明らかにそれとは違うと思うのは僕だけではないはずです。
ヘイデンはこれは最初の一歩だと語りました。ナンダンはこの週末を忘れることはないと語りました。ワールドチャンピオンを11秒差で撃破したパワーステージの衝撃を誰が忘れられるでしょう!
初優勝おめでとう、ヘイデン!