やっぱりラリーが好きなのだっ!〜編集代表のラリーな日々ブログ〜

消防士のDNAでも、火は恐いんです。

お父さんが消防士だったことはあまり関係ないかもしれないけど、とにかく勇敢に火に立ち向かい、見事な火消しっぷりを披露、フィエスタの全焼をくい止めたタナク。 
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そのタナクが、火災でラリーを止めなかったポルトガルの主催者に対して怒りを露わにしています。

ポルトガルの競技長は、コースはクリアだったし、パッドンのクルーの無事は確認できていたので、あの時点でラリーを止める必要はなかったと判断したと証言していますが、あれだけの山火事が起きているなかで、もう少しで自分の車を全焼するところだったタナクの怒りは収まりません。

火災のど真ん中に突っ込んだタナクのマシンは、なんとか観客のランドローバーで燃えさかる炎から引き離されましたが、ドアノブが熱で溶けたため消火器をコクピットから取り出せなかったそうですから、現場は想像以上にやばい状況だったのです。

マーシャルはまさかタナクも同じ場所にコースオフするとは想像もしなかったのでしょうけど、コースがセーフティだったかどうかの判断はかなり甘かったと思う。

そういえば、ポルトガルでは昨年も、ロレンツォ・ベルテッリがクラッシュしたあと吐き気やめまいを訴え、SOSボタンを押して救急車の要請をしたのもかかわらず、主催者はステージを止めることなく、ラリーを進行させたことが問題になったことありましたね。

ベルテッリはポルトガルの直前、サッカーで大ケガをして今回は欠場すると発表しましたが・・・なにか予感でもあったのかな?


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