やっぱりラリーが好きなのだっ!〜編集代表のラリーな日々ブログ〜

1998年。ドラマの始まり。

先日、ペターとフィル・ミルズが先週末のノルウェー選手権ラリー・フィンスコグでふたたびコンビを組んで走るとお伝えしていたのですが、当初、ノルウェーのニュースサイトが伝えたこの記事は、続報として本日お伝えしたように、どうやら伝言ゲームのなれの果て・・だったかもしれません。お騒がせしまして申しわけありませんでした。

しかし、二人がコンビを組んだのは、まんざら間違いだったわけではなく、二人はピレリのスノータイヤのテストを行ったあと、その翌日に、そろって近所で行われたこのイベントを見学に行っております。
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さてさて、誤報の言い訳はそれくらいにしまして、そのラリー・フィンスコグではペターにとってうれしい出会いが待っていました。

なんと、これはペターが1998年のラリー・フィンスコグでドライブしたセリカGT-FOUR ST205! 写真は、当時と変わらないカラーリングに大興奮のペターと、そうでもないフィル。この日のイベントに偶然エントリーしていたので、思わぬ再会を果たしたのだそうです。

98年にペターはERCのノルウェーラウンドとして開催されたこの一戦で優勝を飾ったことを機に、翌年、Mスポーツからインターナショナルイベントに出場するチャンスを手にしました。そのときにドライブしていたマシンが、まさにこのセリカなのだそうです。
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でも、この当時の写真、なんだか変だと思いませんか? 

ルーフに乗っているのはオイルタンクだそうです。パワステのオイルポンプが壊れたため、頭のいいメカニックが急遽、巨大なリザーブタンクをルーフの上に設置してくれたので、ペターは難を逃れたのだそうです。

ひょっとしたら、この変てこりんなオイルタンクがなければ、いまのペターはいなかったのかも・・・。そう考えると、なんかドラマチックな気がしませんか!


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