この勢いのまま、つっ走ってほしかったのに、最終日に簡単にスピンしてしまって優勝争いから脱落したミケルセン。でも、この喜びようったら!
「はじめての世界選手権での表彰台だ! 僕はこの結果を待ちわびていた。地元の目と鼻のところで達成できたことも、最高だよ!」
勝てなくても表彰台でも十分うれしかったそうです。そりゃそうですよね!
イケメンで陽の当たるところだけを歩いているようにも見えますが、苦悩のなかで戦いながら、ふたたび世界選手権に帰ってきた過去を知っていると、ついつい肩入れしてしまいたくなるというわけです。
しかし、スウェーデンのような特殊な路面でなくても、そう遠くない将来に勝てそうなパフォーマンスをみせてくれましたね。これは今シーズンが楽しみになってきましたよ。
そういえば、どうやらケン・ブロックが次戦ラリー・メキシコに登場しないとの情報です。ラリークロスやアメリカ選手権で精一杯のため、少しずつ世界選手権から遠ざかってきたわけですが、これまで5回出場しているメキシコにも参戦しないとなると、今年は世界選手権のプランはないんでしょうか・・・。すこしさみしくなりますね。