ヒュンダイが3台体制でポルトガルに出場することを発表しましたね。
スウェーデン前、ナンダンはi20 WRCの開発を加速させるためには実戦からのフィードバックが重要だと言いながらも、マシンやチームの準備ができてないという理由から3台体制は時期尚早としてきました。その言い方から、夏頃なのかなーと、ぼんやりと思ったのですが、想像以上に早かった!
モンテのあとのファクトリーにはラリーを終えた2台のマシンと製作がはじまったばかりの1台、合計3台しかマシンが見当たりませんでした。6月のサルディニアだったらまだしも、まさかポルトガルで3台にしてくるとは!
というのは、ロジスティックス的にもメキシコ〜アルゼンチンの欧州圏外ラウンドは同じマシンで回すことになるので、4月のポルトガルはいちばんマシンが足りなくなるのです。したがって最低でも2台の新車の製作が必要となるはずですが、これは完成、本当にぎりぎりじゃないかなー。
しかし、この決断力の速さとそれを現実のものにする底なしのパワー、うーん、ヒュンダイ恐ろしいなあ。
「VWでさえ昨年、ポルトガルから3台だったのに、ヒュンダイがやってやれないことはないだろ」みたいな檄が飛んでるんでしょうけどね。やだなあ。がんばれ、アルゼナウのメカニックたち!
さて、本日、ちょっと興味深いニュースが公開されました。ヤリ-マティ・ラトバラのメンタルトレーナーを務めるクリストフ・トレイエルさんによると、ラトバラ改造計画は去年の11月から始まっていたそうですね。
安定性とは縁がないとばかり思っていましたが、どうやら彼は本気で変わろうとしているようです。どんな風に変わったのか、あるいは変わろうとしているのか、この記事ですこし見えてきます。
浅田真央さんにもそのようにメンタルの部分で支えになる人が必要だったかもしれないですね・・・。