ラリー・スウェーデンに初めてのワールドラリーカーで出場するクレイグ・ブリーン。今日からスウェーデンではレッキが始まるため、彼は日曜日にラリー・リエパーヤをフィニッシュ後、すぐにジェットでカールスタッドに向けて飛び立ったそうな!
スウェーデンで彼が乗るフィエスタRS WRCのルーフにはかつてのコドライバー、ギャレス・ロバーツにむけてメッセージが描かれているそうです。
「We made it JAFF !(やったぜ、ジャフ!)」
ロバーツは2012年のタルガフローリオでブリーン自身が引き起こした事故で亡くなりました。もっとも信頼のできる友人であり、ともにトップカテゴリーのマシンに乗ることを夢見て、成長をともにしてきた相棒だったわけですから、どのような悲しさだったのか想像もつかないですよね。
そして、ブリーン・・・どうも新しいコドライバーに苦労してそうな感じです。
昨年のERCで、ブリーンは、ポール・ネーグル、ミッコ・マルックラと次々とコンビを変え、さらにララ・ヴァネステとも走ったけど、しっくりこなかったのでしょうか・・・。モンツァラリーショーでは、セバスチャン・マーシャルと組み、そして新しいシーズンは、以前にマシュー・ウィルソンのコドライバーを務めてきたスコット・マーティンとのコンビを始めます。
すでにERCラリー・リエパーヤで新コンビは始動、ブリーンはマーティンと未来を向いていけそうだと語っています。
心の隙間を埋めるパートナーはなかなか見つからないかもしれないけど、悪夢を引きずることなく、スコット・マーティンとの新しい挑戦を成功させてもらいたいものですね。