長いこと待たせただけあって、完璧な仕上がりでERCデビューウィンを飾ったプジョー208 T16。まさしくプジョーの栄光を受け継いだマシンだということが証明されましたね。誰がこのマシンの登場を待っていたかって、やはりブリーンだったかも!
冷却系に不安があるという噂がホモロゲーションの直前まで囁かれていただけに、アッブリングのオーバーヒートは気になりますが、今回の二人はこれまでのモヤモヤを吹き飛ばすに十分なスピードを証明してくれました。しかも、あのラフで有名なアクロポリス・ラリーですからね!
206 WRCもアクロポリスがデビューでしたし、ただの偶然かもしれませんが、なんだかわざわざ一番難しいところにもってきたところにも、プジョーの自信を感じさせます。
ブフィエのDS3RRCは昨年、クビサがWRC2で乗っていたマシンそのものなので、そのことから比べても、このマシンがいかに速かったかよくわかります。1kmあたり0.4秒近く遅れたラッピはショックだったかもしれないですね。
さて、いよいよ明日から4月、週末にはラリー・デ・ポルトガルとなります。
すでにウィナーズダービーが始まっていますが、ムムムな情報を。どうやら週末の天気、崩れる方向らしいですよ。ああ、どうなることやら。