ある業界事情通の方からTMGのヤリスWRCのベースマシンが南ア製ヤリスS2000ではないかとのメールをもらいまして、いきなり朝から写真の検証をしてみました。・・・うーん、たしかに。そういえば、たしかに以前、イタリアの謎のチームが南ア製のこのマシンを欧州で走らせようと動いたという噂がありましたっけか。
こちらがTMGヤリスWRC。
こちらが南ア製。とくに前後フェンダーは酷似していますね。フロントバンパーとリヤウィング以外の基本的な部分はかなり似ているかも・・。
そのほかにも、このマシンは単なるWRカーではなく、東京モーターショーにも展示されていたコンセプトカーのヤリス・ハイブリッドRではないかとの推理を寄せてくださる情報通の方もいらっしゃいました。
そういえば、このマシンはTMG製のGREを搭載していましたよね。
たしかにこのヤリスWRCに関して技術的な蓄積を目的として走らせるというTMGの説明には今ひとつ納得できないものがあるんですよね。もはや技術規定が終わりを迎える寸前のVK-S2000R+WRkitのマシンを作ったところで、どういう意味があるのだろうか、と。
でも、ヤリスWRCの中身がハイブリッドRであるとすれば、このマシンが走りはじめた意味はすごく鮮明に理解できます。FIAに新しいWRカーとして提案するためのコンセプトカーとしてこのマシンが生まれたのだとしたらどうでしょう・・・。
南アとケルンと日本の技術をつないだ夢のような本日の話、まんざらあり得ない話ではないような気がするのですが、みなさんはどうお考えでしょうか。